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ペットボトルキャップ

ペットボトルのキャップ工場の多くが被災し、
ペットボトルの供給が減少していることをご存知でしたか?

このため、4月からキャップを白無地に統一し、
ミネラルウォーターの供給をしています。
放射性物質の水道水への混入でミネラルウォーターの
需要が増えていることもあり、キャップの統一によって
生産効率を上げて安定した供給に努めているようです。
ヨーロッパでは、ペットボトルそのものが共通化されていて、
しかも、「リサイクル」ではなくて「リユース」をしています。
つまり、どっかの誰かが飲んだペットボトルをきれいに洗って
また新たに飲料を詰めて販売しているんですね。
だからキャップもボトルも統一すればいいのに。
って単純に考えてしまったんです。
でも、それってすごく危険な考え方なんですね。
当然、キャップの統一化もリユースも良いのですが、
裏側にキャップを作っているメーカーさんがいて、
ボトルを作っているメーカーさんがいるんですね。
キャップメーカーは独自の色合いやロゴの付け方、
アイディアを施したキャップデザインで数あるキャップメーカーに
勝てる提案をできるように知恵を絞ります。
もちろんボトルメーカーも然りです。

ところが統一されたらどうなるでしょうか?
メーカーは価格競争をするしかないのですね。
中国や韓国などが参入してきたら?
価格低減のために海外に製造を委託すれば
国内の産業としては減少してしまいますし、
雇用も生み出すことはできないんですね。
かといってこれを国営化すれば
資本主義社会が成り立たないわけです。
物流が今のように充実してなかった時代は
地域に瓶工場がいくつもありませんでした。
それらが生産できる能力は限られ、
他地域から運び込まれる瓶も多くなかったのです。
当然ですが、海外で瓶を作るなんて。
だから、ビール瓶や一升瓶は再利用されたのですね。
環境だけではなく、産業を守り、企業を守り、雇用を守る。
原子力発電所を止めてしまうと、発電所の職員や
その発電所の周辺にあった職員さんの食堂、
職員さんの娯楽施設など、多くの施設の需要が減り、
その地域そのものの衰退につながってしまうんですね。
原子力発電所を停止することと並行して
地域を守る仕組み作りも必要だと思います。

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