【基本知識!】Q値C値UA値ってご存知ですか?

2016-04-09 14.51.21

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昨日、すっごいお客様がいらっしゃいました。

Q値もC値もUA値も、意味をきち~~んとわかっていらっしゃる。
私たちの業界でも、まだまだ認識できていない方も多いのですが、
一般の方で、あれほど詳しい方にはお会いしたことがありません。

「外断熱が~、気密が~、海外では樹脂サッシが中心で~」

いつもは「そんなの必要ですか?」とか、
「気密住宅は息が詰まりそう」なんて言われるお客様が多いのですが、
昨晩はちょっと違いました。驚きました。

というわけで、今日はQ値とかC値とかUA値についてちょっと書きます。
朝の時間で書くので、引用をしながら作成しますね。

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まずはQ値です。

熱損失係数とは、一般的に「Q値」といわれているもので、住宅の断熱性能を数値的に表したものです。値が小さいほど断熱性能が高いことを表します。
熱損失係数は、外壁や天井・床などの各部位の熱の逃げる量(熱損失量)を計算し、各部位の熱損失量を合計したものを延床面積で割って計算します。

「熱損失係数」は計算が複雑になりますが、断熱性能を住宅全体で判断でき、熱貫流率や熱抵抗値では判断できない、各部位の断熱性能のバランスを把握することができます。

コーナー札幌ウエブサイトより

Q値は総熱損失量を延べ床面積で割りますから、一般的に大きな床面積の家が有利になります。
モリハウジングの家は35坪前後が多いので、数値としては悪くなってしまいます。

平成25年度から法律が変わり、Q値からUA値になります(平成25年度基準)。

平成25年度基準(国土交通省)

キャプチャ

平成25年からQ値ではなくUA 値になります。

このUA値は計算方法はQ値に似ていますが、
最後は総熱損失量を外皮面積(屋根、外壁など)で割ります。

<2016年10月28日追記>
ちなみに10月27日更新のブログにて、床面積と形状での数値の異なり方についてを計算しておりますので、よろしければそちらをご参照ください。

モリハウジングの住宅は床面積が小さいのですが、
このUA値に変わった事で、正確に評価をしてもらえることになるのです。

ただし、Q値の場合は換気による熱損失も算入されます。
UA値は換気による熱損失は考慮されませんので、
熱交換率の高い換気装置を採用しているモリハウジングにとっては
この点ではマイナスに算定されてしまいますね。

<追記修正ここまで>

最後にC値です。

隙間相当面積(すきまそうとうめんせき)とは、
C値とも言い、家の気密性(隙間の量)を示す指標。

家全体にある隙間面積(cm2)を延べ床面積(m2)で割ったもので、
単位はcm2/m2

この数字が小さいほど気密性が高い。

隙間相当面積は次世代省エネルギー基準で、次の表のように規定されています。

 

隙間相当面積

家づくりを応援する情報サイト

 

ちなみにモリハウジングの一般的なC値は0.2以下。
最近だと0.1以下になることがほとんどです。

気密が高いとどんな良いことがあるのでしょうか?

一番が隙間風が少ない、ということです。
隙間は小さくなればなるほど、掃除機の隙間用のノズルのようにピューッと吹きます。
とっても不快なのが隙間風なのですが、これを減らすことができるってすごいですよね。

それから換気装置の効率が高まる。
換気装置、つまりは換気扇です。
換気扇で室内の空気を外に引っ張ることで、外部から空気が入りますが、
隙間が大きい住宅の場合、いくら引っ張っても期待している新鮮な空気が入りません。

ストローはジュースが入ってくるからこそのストローです。
穴だらけの、リコーダーのようなストローではジュースを吸い上げることは不可能。
隙間はストローにあいた穴のようなもので、これが換気装置と密接な関係にあります。

また、いくら熱交換率の高い換気装置を使用していたとしても、
換気装置に引っ張られた熱交換されていない外気が直接室内に入ってしまっては
どんなに高級な換気装置も、どんなに高性能な換気装置も意味がないのです。

換気の必要性が理解されてきた今でこそ、その効果を発揮できるように
気密性能を高めることが大切だという事は言うまでもありません。
家の隙間をふさぐことの重要性はそれほど高くないように感じる方が多いのですが、
実はそれは我々工事業者が気密をとることの難しさを知っているからで、
気密性能を高めるためにはコスト増や高技術が求められるからなのですね。

【ランキング TOP20】

 

順位 ハウスメーカー Q値(W/㎡・K)
熱損出係数
C値(cm2/㎡)
隙間相当面積
気密測定の
有無
PR 棟晶 株式会社
パッシブハウス体験動画
0.35 0.17
第1位 一条工務店
(i-cube)
0.76 0.59
第2位 一条工務店
(夢の家)
1.16(ⅢⅣⅤ地域)
1.13(Ⅱ地域)
0.71
第3位 スウェーデンハウス 1.14 0.73
第4位 東急ホームズ
(ミルクリーク)
1.3 2.0
第5位 ミサワホーム
(120パネル仕様)
1.41(Ⅳ・Ⅴ地域)
1.37(Ⅱ・Ⅲ地域)
5.0(ⅢⅣⅤ地域)
2.0(Ⅱ地域)
第6位 三井ホーム
(プレミアムエコ仕様)
1.42
第7位 グランツーユー 1.6以下
1.2
(AT:北海道仕様)
0.99以下
第8位 三菱地所ホーム
(長期優良住宅
先導的モデル)積水ハウス
(プレミアム仕様)
1.6
第10位 ミサワホーム
(標準仕様)
1.80(ⅣⅤ地域)
1.53(Ⅱ地域)
1.76(Ⅲ地域)
5.0(ⅢⅣⅤ地域)
2.0(Ⅱ地域)
第11位 トヨタホーム
(シンセシリーズ)
1.86
第12位 積水ハウス
(ハイグレード仕様)
1.9
第13位 住友林業
(マルチバランス構法)
1.92(ⅣⅤ地域)
1.82(Ⅲ地域)
1.74(Ⅱ地域)
1.58(Ⅰ地域)
5.0(ⅢⅣⅤ地域)
2.0(ⅠⅡ地域)
第14位 三井ホーム
(標準仕様)
1.98
第15位 セキスイハイム
(鉄骨)
2.1 2.0
第16位 ダイワハウス 2.23(Ⅳ地域)
2.11(Ⅲ地域)
第17位 住友不動産 2.33
第18位 積水ハウス
(標準仕様)
2.4
第19位 エスバイエル 2.68(ⅣⅤ地域)
2.34(Ⅲ地域)
1.9(Ⅱ地域)
3.7(ⅢⅣⅤ)
第20位 旭化成へーベルハウス
パナホーム
東日本ハウス
タマホーム
2.7(ⅣⅤ地域)
次世代省エネ基準

住宅の評価ナビ

モリハウジングの0.2という数値。これは1位の一条工務店さんよりも低い数値です。

平成25年度以降、UA値となりました。
住宅の間取り、大きさ、形状、窓の多さによって
UA値は変わってきますので、一概には言えませんが
ただ、こういった数値を計算し、計測しなければ
住宅の真の性能はわからないのです。

住宅の性能を計算するには費用がかかりますし、知識も必要です。
だからこそ我々住宅業者でさえ敬遠してしまわれがちです。
しかし、住宅の性能は自動車で言えば燃費や馬力のようなもの。
自動車だと改ざんされることが大きなニュースになるような基本性能なのに、
住宅だと(ほとんどの場合)計算さえされていない現実があります。

住宅の性能は計算方法が確立されており、
誰にでも計算できるよう、計算式も計算方法も公開されています。
もし、あなたが住宅を建てようとお考えならば、
断熱性能はきちんと計算してもらうことが大切で、
工事中に気密検査をしっかりと受ける体制を依頼してみてください。
それはきっとそれほど難しいことではないはずです。

私たちモリハウジングは平成14年から高気密高断熱に取り組み、
今では高い品質を保つ家づくりをすることができるようになりました。

ちょっと難しい内容になりましたが、結果的には家を暖かくするか過ごしやすくするかということ。
快適に過ごせるかどうかがポイントとなります。
こんな住まいづくりをするモリハウジングを今後もよろしくお願いします。

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