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デザイン

茨城県水戸市でご依頼の注文住宅はこれから地盤改良工事。
すてきな眺望の敷地、今から完成が楽しみです。

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先日、知人と話していたところ、「デザイン」の話しになりました。

その知人の話すのはタービンのデザインについて。
それは見た目のデザインではなく、機能美という事についてでした。
デザインと聞くと、つい見た目のことだと思ってしまいます。
住宅においても見た目だけでない機能美が大切です。

例えば壁と天井の角につける『廻り縁』という部材。
元来、天井を支えるための部材だったわけで、
それがなければ天井を作ることができなかった部材です。

現在では正統派の和室であれば天井を支えるために必要ですが、
それ以外の部屋にはまったく必要ないのが廻り縁です。
必要のない部材ですが、装飾として取り付けていたのが10年ぐらい前まで。

必要のない部材は外して最小限の部材で家づくりをする。

これこそがシンプルな内装のモリハウジングの出発点でした。
シンプルな内装は一見簡単にも見えますが、実際には遊びがなく、
職人の技術の高さが求められる仕上げ方でもありますので、
最初のうちは職人さんと何度も協議を重ねました。

アップルのスマートフォンも当初、あの薄さに収めるために
何度も試作機を作ったとか。
工場で量産するためには歩留まりも大切ですから、
それこそ大変だったんだろうと思います。
で、できあがったものが究極のシンプル。

スマートフォンと住宅は違いますが、シンプルにすることが難しいのは一緒。
すっきりとするための工夫はいたるところにしてあります。

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シンプルな家はどんな家具でも家電でも似合います。
アンティーク家具も最新家電もシンプルな内装だからこそ似合うのですね。
特に、無垢素材中心の内装、本物の素材でのコーディネートは
家具や家電を選ばない、どんなカーテンやグリーンを置いても素敵になります。

10年で買い替える自動車と違い、長く住んでいただきたい住宅ですから、
できるだけ流行の装飾ではなく、本物の素材でシンプルに作りたいと考えています。
シンプルで10年経ても、20年経ても古さに魅力を感じられる家。

そんな家づくりこそがモリハウジングの目指す内装。
偽物の塩ビのフェイク品をモリハウジングでは使わないのはこんな理由からなのです。

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