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自然素材の家づくり

茨城県水戸市で自然素材の注文住宅ならニュースタ。
無垢の木材やビニールクロスを使用しない家を作り続けています。

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そもそも自然素材とは

日本で建築される家には様々な部材が使われています。

その中でも多くの部材として使われる樹脂製品。
わかりやすく書けば「プラスチック」です。
プラスチックにも種類があるのですが、かなりの部材に使用されます。
この樹脂素材=プラスチックは住宅以外の分野でもかなり使用されています。

例えば自動車のバンパーやサイドミラーのカバー、
ヘッドライトのクリアカバーなどとして、
樹脂素材なくして自動車は考えられません。

他にも家電製品、テレビの液晶画面も樹脂が使われていますし、
ノートパソコンの側板(マックだとアルミだったりしますが)や、
キーボード、マウス、冷蔵庫に洗濯機、掃除機の側板。
自由に色や形を作ることができる樹脂素材はモノづくりの分野で大活躍です。

住宅にはどこに使われているの?

現在の住宅分野においても樹脂素材はありとあらゆるところに使われます。

例えば家の中の扉。木目に見えますが、よくみると塩ビシートに印刷してあるだけ。
「ツキ板」という、天然木材を張り付けてある場合もありますが、
多くの扉が塩ビシートを張り付けて木目に見せているだけです。

ビニールクロスはもちろん樹脂です。

最近キッチンのカウンターに使われる、人工大理石は樹脂。
キッチンの壁は油汚れがとりやすいツルツルした樹脂のパネル。
洗面化粧台の天板やトイレの便座、便座カバー、便器まで樹脂のものもあります。
ユニットバスのバスタブ、壁、床、天井はほとんどの場合が樹脂。

実に多くの部材に樹脂が使われていることがわかります。

無垢の床にも樹脂が・・

「樹脂ではなく、無垢の床を使っている」

という場合も、かなり多くケースに樹脂が使われています。
理由は塗膜。無垢の床の表面にはウレタン樹脂という塗料が塗られています。
ウレタン樹脂というとわかりにくいのですが、透明なプラスチックの下敷きが
密着されていると考えるとわかりやすいと思います。

透明なプラスチックの下敷きですから水分は通しません。
木は水分に弱いので、この水分をシャットアウトできる樹脂塗料が良いというわけ。
また、木には生きているときに水が通っていた導管という管がたくさんあります。
無垢床に物を落としてできるへこみは、導管がつぶれてできるもの。
この導管に樹脂が入り込み強度を増すことができるのです。

ウレタン樹脂塗装をかけることで、水に強くへこみにくい素材になります。

ウレタン樹脂塗料は床だけでなく、木を使った家具にも使われることが多いです。
天井から出る梁や造作家具、無垢材のカウンターテーブルなど、実に多用されています。

呼吸する素材

ウレタン樹脂を塗布することで導管は詰まり、木の表面はコーティングされます。

つまり、まったく呼吸なんてできなくなってしまいます。
ちなみに裏面にもウレタン樹脂は塗布されますので、
「木は呼吸する素材です」という表現は当たっているようで、
実は呼吸は止められてしまっています。

木の持つ調湿性能や脱臭作用はウレタン樹脂を塗布することで台無しになります。

樹脂に包まれて生活する

天井と壁はビニールクロス、床はウレタン樹脂、家具もウレタン樹脂。
扉は塩ビシート、キッチンも洗面台も樹脂製。これが現実です。

多くの場合がこんな家です。

自然素材をふんだんに使った家、というキャッチフレーズの住宅も
多くの場合はウレタン樹脂できちんと仕上がっていますから、
自然素材の家を検討する場合はきちんとこういったところまで
調べておかないといけません。

ちなみに外壁に塗布される塗料も樹脂が入った「弾性塗料」。
地震が多く、割れる心配がある場所だけに弾性があるものが選ばれます。

自然素材はメンテナンスが必要

しかしながら、戦前までは自然素材の家「しか」ありませんでした。

当時は当たり前にメンテナンスをしながら自然素材を使っていました。
床に食事をこぼせばシミになるし、壁に落書きしたら消しにくい。
でも、床はヤスリや自然素材の塗料で美しくよみがえるし、
壁の落書きは上から漆喰を塗り付けることで白くなります。
そんな手入れも毎日の生活の一部でした。

ところで、樹脂素材のメンテナンスを考えると何があるでしょうか?

ビニールクロスは拭き掃除がしやすいのが特徴ですが、
上から塗装することは難しいので、劣化したら貼りなおさなければなりません。
漆喰を塗るよりもビニールクロスを貼る方が難しいと思いませんか?

ウレタン樹脂の床は傷やへこみに弱く、修復方法が限られます。
上からクレヨン状のものを詰め込んで修復する方法がありますが、
上から木目の色を付けて目立たなくする、対処療法となります。

これは家具も同様で、傷やへこみに対応するのは難しいのです。
また、樹脂素材は経年で小傷ができるものです。
吹き掃除でも細かい傷がついていくことは、透明なプラスチックの
下敷きを使ったことがある方なら容易に想像がつきますよね。
透明なプラスチックの下敷きは経年で小傷がつき、
数週間から数か月で向こう側がほとんど見えなくなってしまいます。

木をコーティングしたウレタン塗装も同様で、だんだん透明度が下がります。
透明度が下がること=しらっちゃけて見える現象が起こるのです。
古くなってしらっちゃけて見えるのは色が褪せるのではなく、
小傷で奥の色が見えにくくなるのが原因だったのです。

自然素材の家に住むという事

自然素材の家に住むという事は変化を受け入れるということです。

樹脂素材の家は変化ではなく、劣化です。
変色や小傷による色褪せ(のように見えるだけですが)、
傷やへこみは修復不能ですので、これも劣化です。

一方で自然素材も変色や小傷ができますが、
サンドペーパーやオイル塗装の重ね塗りをすることで
美しくよみがえらせることが可能な素材。
美しくよみがえった雰囲気は最初とは異なりますが、
けっして劣化ではなく、家族が成長するように変化をしていきます。

ニュースタは自然素材を使う建築会社ですから「手前みそ」です。
でも、それでもやっぱり樹脂素材の家よりも自然素材の家の方が
手入れも必要になりますが、それでも自然素材の家の方が、
自分たちの成長と同じように成長する自然素材の家の方が
充実した毎日を送れるような気がします。

プラスチックの家具よりも木でできた家具の方が味わいがあるように、
プラスチックの食器よりも陶器の食器の方が食事が美味しくなるように、
プラスチックのグラスよりもガラスのグラスの方がワインが深くなるように、
合皮の靴よりも革靴の方が長く愛着を持てるように、
造花よりも本物の花の方が癒しになるように。

私たちは自然素材を使う会社です。

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